お肌の悩み

外傷

けが

切り傷、擦り傷、刺し傷、咬み傷などがあります。
傷をきれいに治すためには、はじめの治療が大切です。
けがをした場合には速やかに形成外科を受診することをお勧めします。

傷をきれいに洗浄して、異物をとりのぞき、必要に応じて縫合します。
形成外科では細いナイロン糸を使用し、傷が目立ちにくくなるよう丁寧に縫合します。
抜糸後にはテーピングの指導を行い、瘢痕のケアも継続します。

熱傷

受傷後直ちに冷却することが大切です。
やけどには深さによっての分類があります。

第1度(紅斑性熱傷)表皮のみの障害 発赤・腫脹・疼痛
第2度(水疱性熱傷)真皮に至る障害 発赤・腫脹が著しく水疱を形成する
第3度(焼痂性熱傷)真皮深層から皮下にいたる障害
    高度の瘢痕は拘縮を生じ機能障害を残すことが多い。

深さは、原因や年齢によって異なりますので、専門医の診断が必要です。

まずは保存的に軟膏治療を行い、必要に応じて植皮を行うこともあります。